保育方針    
   
 
健康保育を中心に家庭的雰囲気の中で集団保育を生かします。『三つ子の魂百まで』の諺の通り、まずは3歳児までの育ちを大切にします。3歳児以上はこの基本にたって活動の広がりと充実を図ります。子どもの心身から湧き起る躍動に共感しながら片やじっくり落ち着き物事を知ろうとしたり、集中力や意欲を大切にした保育をします。
 
   
   
   
  年間の保育テーマ 『やさしさ』と『たくましさ』    
   
 
私ども職員一同が、心をあわせて子どもたちを見守っていく中での、共通の目標です。世の中はどんどん複雑化、多様化していますが、幼い子ども達はたくましさをひめながらも、可愛く素直に育って欲しいものです。周りの環境で何色にでも変わる純粋無垢な子ども達、父母と保育者のかかわりの中で素晴らしい色の子ども達になりますように。
乳幼児期は木にたとえると丈夫な根作りの時期、うんと大きく張っている根ほど大木に育ちます。大地に大きく根を張って、清く純粋に咲く『野ばら』の花のように、『やさしさとたくましさ』をいつまでも持ち続けてほしいとおもっています。
ご父母の皆様には、お仕事を持っての子育て、さぞかしお忙しいこととおもいますが、お互いに毎日毎日を大切にして、共に子ども達の成長を楽しみに見守って行きましょう。
 
   
  保育内容の特長    
   
 
◎豊かな心づくり
 ・深い愛情で保育に当たる。 【大人(保育士)と子どもの信頼関係を大事にする】
 ・自然環境を生かした保育。(緑いっぱいの自然の中で充分遊ぶ・動植物に興味を持つ)
 ・充分遊べるように室内外の環境を充実させる。
 
   
 
◎充分な身体づくり
 ・戸外あそび、お散歩を多く取り入れる。(注)紫外線影響を配慮する。
 ・体育あそびによって乳幼児の運動機能をうながす。
 ・薄着保育、裸足保育。(春から秋にかけて)
 ・どろんこあそび、水あそび、プールあそびを充分にする。
 ・広々とした室内外の環境を充分に利用して心身供にのびのび生活する。
 
   
 
◎言語の発達
 ・言葉の発達を尊重し、感情の芽生えを大切にする。
 ・語りかけ、対話を多く取り入れる。
 ・絵本などの読み聞かせ。(聴く姿勢、想像性を養う)
 ・明るく挨拶する。(ますは大人同士から)  ・自分の思ったことを充分に伝える。
 
   
 
◎音楽性の素地づくり
 ・わらべうたの取り組み。
  (人間として初期に出会う音楽性、リズムを大切にし、情感を培う)
 ・良い音楽を聴く。(名曲鑑賞、童謡など) ・楽しく歌う。
 ・リズムあそび、遊戯あそび、リトミックなどリズムにのれる子に。
 
   
 
◎身体機能の発達と創造性
 ・ 玩具・遊具・教具等を発達に合わせて準備し
  感覚や運動機能の発達をはかる。
 ・遊びの中から、発達、創造性、情感を豊かにする。(遊びコーナーの充実)
 【布・ままごと道具・手づくり玩具・積み木・ブロック・粘土・身体発達遊具・教具】
 
   
 
◎社会性の芽生え
 ・良い事、悪い事を考えていく。 ・クラスのルールを守り仲良く生活をする。
 ・感謝の気持ちをもつ。      ・社会的行事を知り、楽しく参加する。
 ・自分を充分に出しながら、集団の中で自己コントロールを身につけていく。
 
   
 
◎給食の特徴
 ・年齢に合わせた献立、盛付け。(離乳食実施)
 ・自然食品を使って調理(手づくり味噌実施)  ・手づくりおやつで栄養補充。
 ・小さい時からいろいろな食品の味を覚える。(特に野菜を多く取る)
 ・美味しく食べる、徐々に偏食を治す。  ・陶食器の使用。(3歳未満児を中心に)
 ・アトピー、アレルギー児の調理配慮。
 ・クッキング保育実施(お団子、クッキー、カレーづくり、野菜の皮むき等)
 
   
 
◎『食』を大切に
 ・授乳期、離乳期、は一人一人丁寧にかかわり、
  心身の満足感がでるように心掛ける。
 ・年齢に応じてグループで食べ『食』に対して一人一人に満足がいくようにする。
 ・食事の自立を大切にする。
 ・食器、スプーンの大きさ、形、椅子、机の高さ等の配慮。